LIFESTYLE ファブリック

「ファブリックを取り入れた暮らし」 後編

シーンに合わせて選べるよう、デザイン、素材、機能が多彩に

 


メタリック素材を使用した生地

ファブリックの一番の魅力はデザインや素材の豊富さです。
最近では、今まで見られなかったような素材を使用したり、新たな機能性を採り入れたりしたファブリックが多くのブランドから発表され、デザインだけでなくさまざまな要素でファブリックを選べるようになっています。
おそらく皆さんがまだ目にしたことのない素材、初めて知る機能もたくさんあることと思います。ファブリックの多様性を知ると、今まで以上にその必要性を感じることになるでしょう。そこで、今回はデザインや素材、機能についてご紹介します。

 

数年前からインテリアの世界では「北欧ブーム」という言葉がよく聞かれるようになりました。
夜が長くゆったりとした生活を送っている北欧の家庭で見られるファブリックは、インテリアの参考になるため、興味を持たれた方が多いのでしょう。当店でも北欧ブランドをお目当てに来店されるお客様が増えました。

 

北欧に限らずヨーロッパのファブリックブランドは、日本国内のブランドに比べると大柄なデザインが多いのが特徴です。カラフルで大胆なデザインが多い「marimekko(マリメッコ)」はその代表といえます。大柄でインパクトの強いデザインは、日本の狭い住空間には使いにくく、デザインのバランスも取りにくいと思いがちですが、気に入ったデザインがあればぜひチャレンジしてみたいものです。

 

リビングや寝室が少し殺風景だな、と感じることはありませんか?
そんな時は、空いている壁面スペースに、思い切ってインパクトのある大柄のファブリックパネルを飾ってみましょう。また、リビング~ダイニング、寝室と他の部屋がひとつながりになっている空間があれば、1枚の大柄なファブリックを仕切りのように使って空間に変化をつけるのもひとつのアイデアです。
大柄なデザインこそ、使いたくなる場所は結構多いはずです。

 

近年、ファブリックは大柄なデザインに加え、素材で主張をしたり、素材と色の組み合わせでコーディネートをしたり、さまざまな傾向が見られます。例えば、生地にメタル糸を織り込み、人工的にメタリックな光沢を持たせたもの。これは今年、多くのブランドの新作で見られた素材のトレンドです。シルバーやゴールドのメタリックなカラーのファブリックを使えば、高級感のあるゴージャスな空間を作ることができます。

 

また、昨今世界規模の問題になっている「環境問題」に対応し、大手企業が内装や展示で麻素材などの自然素材を積極的に選ぶ傾向も見られます。見た目の印象に加え、その時代にあった素材を選び、理念を伝えるといったような大きな役割を果たすこともあります。

 

そして、ファブリックにもシーズントレンドがあります。シーズン毎に新しい素材が発表され、アパレル(服飾)のトレンドとも関連性があります。今年は派手なビビットカラーをポイントに使うというコーディネートが各ブランドから提案されているトレンドです。自宅やオフィスで好みの空間を作る際には、テーマ性を持たせて素材やカラーを選んでみると楽しいでしょう。

 

ファブリックのデザインや素材は、使うシーンに応じて選ぶことも重要です。必要な機能が備わっていれば、さらに快適な空間を作ることができます。ファブリックの機能といえば、光を遮断する遮光機能、外から見えにくい効果のあるミラー調生地(レース地に加工されています)、他にも防音、防炎、UV機能や遮熱機能などさまざまな機能があります。
店舗では建築基準法に基づき、防炎加工を施したファブリックを使いますし、一般の家庭では昼間に効果をもたらすUV機能、ミラー調のレースカーテンが好まれて使われます。
さまざまなシーンで使われるようになったファブリックは、ニーズに合わせて多様な機能を選べるように進化し続けています。

 


デザイン性のある軽い素材の生地は、空間の仕切りに使えるので人気があります

このように、好みのデザインに加え、演出効果のある素材、そして必要な機能などシーンに合わせて選ぶことのできるファブリックは、快適で豊かな生活をおくるために欠かせないアイテムといえるのではないでしょうか。
ぜひファブリックの魅力をお楽しみください。

FIQ大阪 マネージャー 池田奈央子 [ FIQ ]

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