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時間と音楽

高校生の頃のおれは、急激な身長の伸びにより睡眠欲が異常であり、目覚まし時計でシャキッと起きたことがほとんどなく、刺激的な起床方法を考えていた。
持っていたラジカセにコンセントタイマーを付けて、セットした時間が来ると、大音量でVAN HALENの唸るギター音で目覚めるような工夫もしたが…いつも失敗。
当時のコンセントタイマーは、「何時何分」ではなく「何時間後」とダイヤル設定するしかなく、マヌケなおれは1時間の設定ミスを続け…結局その大げさなセッティング方法は長続きせず、寝る子は育ち、188センチという一般生活に支障を及ぼす大きさにまで成長してしまった。
時と音楽は、その頃からワイちゃん生活の中で密接な関係があった。
くつろぐ時、集中力を高める時、妄想にふける時…脳に与えるビタミン剤のように、いつもお気に入りの音楽に包まれていた。そうした中、時を忘れさせる音楽ばかりではなく、音楽が時を知らせてくれるのも嬉しいな~と潜在的に望んでいたかもしれない…。
先日、別件打ち合わせで大阪ヤマギワさんを訪ねた際、“大きい卓上デジタル時計?”と目に飛び込んできたアイテムがある。
YAMAHA TSX-100というらしい…。
ブルーに光る文字は、大きく時刻表示をするだけでなく、オンセットしたiPodの曲目もディスプレイ表示する。もちろん、CDやFM30局+AM20局も聞けるデスクトップオーディオだったのだ。(iPodはスタンバイ時に自動充電もしてくれる)
商品リーフレットによると、起床時刻の設定だけでなく、料理などに便利なカウントダウンタイマーを利用して、設定時刻になると再生中のBGMを停め、アラーム音で知らせてくれる。YAMAHA独自のツインSR-Bassと12W+12Wパワーアンプによる豊かなサウンドで、小音量のBGMもクリアな音で楽しめる充分なスペックとのこと。
価格は65,000円となかなかの値段だが、朝から晩まで身近に音楽と暮らす生活スタイルなら、このコンパクトさと飾り気のないスッキリとしたデザインはカッコいいよな~。
色は店頭で見かけたシルバーのほかに、ブラックもあるみたい。
因みにこのアイテム、家電量販店では販売されず、YAMAHA直営店以外はヤマギワさんのようなインテリアショップのみで販売。それって…この商品コンセプトの位置づけやスタイルにこだわるオトナな販売戦略ですわ。
おれもさすがに目覚めの曲はハードロックから脱却しよう…そろそろオトナやし。
