キノコについて、私たちは知っているようで、実は知らないことが多いようです。
キノコは植物でも動物でもなく、菌類という微生物です。
普段私たちが「キノコ」と呼んでいるのは、子実体(しじったい)という胞子を作るための生殖器官であり、植物でいうところの「花」にあたります。さらに、キノコの生命活動のほとんどが、地上の花部分から地中に張り巡らされている菌糸によって担われている事実も驚きです。
およそ4億年前から活動しているキノコですが、現在も科学的に解明されていないことも多く、それゆえその存在の虜になる人は少なくないと言います。
今展では、神出鬼没で摩訶不思議なキノコの世界を、キノコに魅入られた人々の視点で多角的に考察し、多彩な働きやその魅力を紹介します。
会場では、まず、博物館や科学館の研究者たちによる、展示・研究資料としてのキノコのあり方をご覧いただきます。そのひとつが、凍結乾燥標本です。もとの状態に近い形・色が残るため、博物館ではフィールド観察で得た情報と証拠品をこの方法で保存します。
人間界にも通じる哲学や世界観などさまざまな表情と可能性を秘めたキノコ。
食べるだけでなく、見て調べて考えることによって、新たな面妖性や多様性を感じていただく機会です。

講演会「キノコを知る ―見えない世界の不思議」
講 師:佐久間大輔(大阪市立自然史博物館学芸員)
日 時:2009年1月30日(金) 18:30~20:00
会 場:INAX大阪ショールーム イベントスペース
参加無料、要申込(TEL:06-6733-1790 e-mail:xbn@i2.inax.co.jp)
【お問い合わせ先】
INAX ギャラリー大阪 (INAX大阪ショールーム内)
TEL:06-6733-1790 FAX:06-6733-1791
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