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su-mart設立の裏話(その2)

近藤達や河合が描いた「四ツ橋筋を中心とした地域コミュニケーションweb構想」…。
その構想には、「この街らしく、この街独自の活性化」を模索されていたエリア内のビル経営者のお一人も趣旨賛同され、何かとご協力頂けそうな感触も得た。

しかし、その事業化に向けて画策を試みるが、現実的な課題が浮かび上がる。
冷静に課題の本質を考えると、「誰にでも喜ばれるもの」ということに無理があった。

「地域特化型webサイト」というだけでは、web利用者のベネフィット(便益)や事業話題性にパンチ力が欠ける。情報ツールは、情報を発信する人と受け取る人、双方のコミュニケーションが能動的でないと、長く使われないし、発信内容も飽きてくる。
「情報テーマ」や「情報活用者」を絞り込む必要性を感じていた。

しかし…その絞り込みは、完全に煮詰まっていた。「いつやろう?」が…「いつかやりたい…」に逆戻りしそうな空気が流れていた…。

そこに…!事業方向性の絞込みにヒントを投じてくれる人が、河合や近藤達の飲み仲間であり遊び仲間の中に存在した。住宅建て主と建築家をコーディネートする「家づくりサポート」の仕事をするCASE幸田真生子だ。

幸田は、日頃の家づくりサポート業務と、その業務で接するお客さんの潜在的ニーズを通じて、新たな事業構想を漠然と描いていた。住まいづくりを検討するユーザーに向け、住宅設備メーカー各社と連動した横断的かつ中立的情報発信サイトを地元関西で構築することであった。

「そう言えば…河合や近藤達が、呑み会の席で、特定地域のwebサイト構想を話していたが…もしかして自分の構想とコラボできないか?」と河合に投げ掛けて、その場で意気投合。急展開で盛り上がり、徐々に事業のフレームワークを見出していった。

・情報発信する場所=四ツ橋筋や御堂筋の本町界隈
・情報を受け取る人=住まいづくりを検討するユーザーやサブユーザーに特化
・情報を発信する人=同エリアに40社ほど集積する住設機器ショールームやインテリア店

こうして、明確な事業計画を描けるようになると、各メディアへのネットワークやコンテンツ内の文章編集に対する『能力と経験』が豊富な人材が必要であることも見出した。

そのスキルを有する人間は、やはり我々のエリア内にいた。ビジネス誌の編集経験もあり、街の活性化のテーマで取材活動もされていたフリーライターである。構想を説明すると、すぐに意気投合。

こうして、有限会社エー・エム・アール高橋隆一郎と近藤光央、有限会社バックステージ河合義徳、CASE幸田真生子、フリーライター、そして先述の地元ビル賃貸経営企業の5社による地元の人間による共同事業のメンバーが集結し、事業化に向けた会議が行われるようになった。2005年秋のことである。

(文責:河合義徳)

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